平山郁夫

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作品ARTWORK

アーティスト紹介ARTIST

深遠なる仏教の心、平和を祈る尊い精神を根底に画業の道を歩んだ平山郁夫。
また、アンコール遺跡や敦煌石窟の保護活動やアフガニスタンの支援活動など、絵画の世界に留まらない世界的文化財保護に尽力した。自らの被爆体験を通して得た“祈りと鎮魂、そこから生まれる希望”を筆に託し、シルクロードのキャラバン隊や世界遺産の数々を作品として描いていった。

平山郁夫IKUO HIRAYAMA

経歴

  • 1930年 6月15日、広島県豊田群瀬戸田町(現尾道市瀬戸田町)に生まれる。(昭和5年)
  • 1945年 学徒勤労動員の作業中、広島陸軍兵器支廠で被爆。(昭和20年)
  • 1947年 東京美術学校日本画予科(現東京藝術大学)に入学。(昭和22年)
  • 1952年 東京美術学校日本画科を卒業。卒業制作「三人姉妹」同校買い上げ。前田青邨に師事。(昭和27年)
  • 1953年 第38回院展「家路」が初入選、以後入選を重ねる。東京芸術大学日本画科助手となる。(昭和28年)
  • 1955年 日本美術院院友に推挙される。(昭和30年)
  • 1959年 原爆の後遺症で制作面でも行き詰まっていた、第44回院展に「仏教伝来」を出品し、制作上の転機となる。(昭和34年)
  • 1961年 第46回院展の「入涅槃幻想」で日本美術院賞(大観賞)受賞。東京国立近代美術館買い上げ。日本美術院特待に推挙される。(昭和36年)
  • 1962年 第47回院展の「受胎霊夢」で日本美術院賞受賞。第1回ユネスコ・フェロープによりヨーロッパへ留学。(昭和37年)
  • 1964年 日本美術院同人に推挙される。文部大臣賞受賞。東京芸術大学美術学部日本画科講師となる。(昭和39年)
  • 1966年 東京芸術大学中世オリエント遺跡学術調査団に参加しトルコへ。(昭和41年)
  • 1967年 法隆寺金堂壁画再現事業に携わる。(昭和42年)
  • 1968年 7月から8月にかけて、アフガニスタンから中央アジアを旅行。仏教伝来の源流を訊ね、この旅行がシルクロードに情熱を傾ける発端となる。(昭和43年)
  • 1969年 東京芸術大学助教授となる。(昭和44年)
  • 1970年 日本美術院評議員に推挙される。(昭和45年)
  • 1973年 東京芸術大学教授となる。(昭和48年)
  • 1974年 バチカン宮殿内現代宗教美術コレクションのため、新作「古代東方伝教者」を寄贈。
    ローマ法王パウロ6世より大聖グレゴリオ騎士銀褒章を贈られる。(昭和49年)
  • 1975年 日本美術家代表団の一員として初めて訪中。(昭和50年)
  • 1976年 第8回日本芸術大賞を受賞。イラン・イラク・シリア・エジプト・トルコにて平山郁夫日本画展開催。(昭和51年)
  • 1977年 第11回仏教伝道文化賞を受賞する。(昭和52年)
  • 1978年 第63回院展「面禅院青邨還浄図」で内閣総理大臣賞受賞。(昭和53年)
  • 1979年 アテネ・北京・広州にて平山郁夫日本画展開催。中国スケッチ旅行で初めて敦煌を訪れる。(昭和54年)
  • 1980年 奈良薬師寺玄奘三蔵院の壁画制作に取り組む。(昭和55年)
  • 1981年 日本美術院理事となる。(昭和56年)
  • 1984年 奈良・薬師寺の玄奘三蔵院壁画制作に着手。外務省日本中国文化促進代表団に参加。(昭和59年)
  • 1985年 北京中央工芸美術学院外国人名誉教授となる。第2回東京芸術大学敦煌学術調査隊に参加。(昭和60年)
  • 1986年 NHK「大黄河展」取材のため中国旅行。(昭和61年)
  • 1987年 第3回東京芸術大学敦煌学術調査団に団長として参加。(昭和62年)
  • 1988年 東京芸術大学学術部長となる。ユネスコ親善大使に任命される。文化財保護振興財団が発足。理事に就任。(昭和63年)
  • 1989年 日本桜蘭学術文化訪問団団長として桜蘭遺跡を訪問。東京芸術大学第6代学長となる。(平成元年)
  • 1991年 フランス国立ギメ東洋美術館で「平山郁夫シルクロード展」開催。仏政府よりコマンドール勲章を授与される。(平成3年)
  • 1992年 中国日中国交正常20周年会議に出席。早稲田大学名誉博士となる。(平成4年)
  • 1993年 (財)芸術研究振興財団理事長に就任。11月文化功労者として顕彰される。(平成5年)
  • 1996年 日本美術院理事長に就任する。来日中のシラク仏大統領よりレジオン・ドヌール勲章を授与される。(平成8年)
  • 1996年 日本美術院理事長に就任する。来日中のシラク仏大統領よりレジオン・ドヌール勲章を授与される。(平成8年)
  • 1997年 故郷の瀬戸田町に平山郁夫美術館が開館。(平成9年)
  • 1998年 平山郁夫美術館で「平山郁夫-画業50年展」開催。文化勲章を受賞する。広島県名誉県民に蹄彰される。(平成10年)
  • 1999年 平山基金を設立。フランス人文科学アカデミー外国人客員会員。米スミソニアン協会からジェームズ・スミソン賞を受賞(日本人初)(平成11年)
  • 2000年 ウズベキスタン共和国芸術アカデミーからゴールドメダル顕彰。12月31日、玄奘三蔵院「大唐西域壁画」完成。(平成12年)
  • 2001年 薬師寺玄奘三蔵院伽藍大壁画「大唐西域壁画」完成、公開。
    フィリピンのマグサイサイ賞財団よりマグサイサイ賞を受賞。東京芸大大学学長に再任される。(平成13年)
  • 2002年 早稲田大学平山郁夫ボランティアセンター設立。ユネスコ親善大使としてアフガニスタンの実情を調査。(平成14年)
  • 2003年 ユネスコ親善大使として北朝鮮を訪問。(平成15年)
  • 2004年 山梨県長坂町に平山郁夫シルクロード美術館開館。(平成16年)
  • 2005年 東京芸術大学学長を退任。(平成17年)
  • 2007年 東京国立近代美術館と広島県立美術館で回顧展を開催。(平成19年)
  • 2009年 12月2日午後0時38分、脳梗塞のため東京都・聖路加国際病院で死去。享年79歳。(平成21年)