自らが足を運び感銘を受けた風景や一場面や、自らが季節を感じながら育てた草花を描くことで、キャンバスの中に独自の世界を創造している奈良晋裕。 近年ではヨーロッパ、特にフランスを中心に創作を続け、2016年からは新たにペン画のシリーズも始めている。 また、油彩の中にも”テンペラ”や日本画の画材である”岩絵具”なども加え、独特のぬくもりをもった画風を創り上げている。