伝統的な花鳥画のモチーフを用いながらも、それらを鮮烈でビビッドな色彩で表現することで自らの世界観を作り上げている福本百恵。 「無限の色彩美」ともいえるその作品は、原色を思い切りよく多用した生命力にあふれている。 2022年度の日展で38歳という若さで特選受賞をした、現代花鳥画の名手である。