作家名東山魁夷
技法彩美版プレミアム
制作年2025年
額寸天地43.6cm×左右58.2cm×厚さ3.5cm 特注浮き出し加工木製額(シルバーフレーム/背面白藍色梨地)
限定枚数800部
備考本作は、作品本体が浮き出して見える優美なデザイン額で、これまでにない臨場感をお楽しみいただけます。
《白馬の森》は、連作〈白い馬の見える風景〉のなかの一作で、魁夷屈指の名作として知られています。
本作は、富士山五合目にあるブナの原生林のスケッチをもとに、魁夷の空想による世界を描いたものです。1947年に発表した《残照》以降、数多くの風景を描いてきた魁夷ですが、この〈白馬シリーズ〉は幻想的な白馬が主題です。では、この森の奥深くから精霊のように浮かび上がる白い馬は、果たして何を象徴しているのでしょうか。魁夷は「私の心の祈り」とだけ語り、答えは作品に触れる私たちそれぞれの心情に託しています。
東山芸術の魅力を存分に引き出すために開発された複製技法「彩美版®プレミアム」は、魁夷の神秘的な青の空間を輝かしく魅せる、新感覚の表現技法です。本作は2017年に発売し、好評のもと完売しました「白馬の森」を、装丁も新たに室内で飾りやすい大きさにして製作しました。ぜひお手元でお楽しみください。