藤原郁子 原画 『蕾牡丹』 6号S

作家名藤原郁子

技法紙本彩色

制作年2026年

額寸縦560mm×横560mm

限定枚数作家直筆の原画作品です。 額裏面には作家直筆のタイトルと落款入りの共シールが付属します。

作品解説

柔らかな生成りの背景に、深紅の牡丹がふっくらと花開こうとしています。大輪の花は重なり合う花弁に豊かな陰影を宿し、内側からそっと光を放つような存在感を見せています。その傍らには、今まさにほころび始めた蕾が寄り添い、静かな緊張感と未来への気配を添えています。

瑞々しい葉は濃淡の緑をまとい、花の力強さと優雅さを際立たせています。背景に散らされた金の粒子は、空気中に漂う光の欠片のように画面へ穏やかな華やぎをもたらし、牡丹が持つ豊穣さと気高さをそっと引き上げています。

「蕾牡丹」という名の通り、成熟した美と、これから開こうとする生命の息づかいがひとつの画面に調和した、静かでありながら豊かな余韻を残す作品です。