作家名藤原郁子
技法紙本彩色
制作年2026年
額寸縦363×横453mm
限定枚数作家直筆の原画作品です。 額裏面には作家直筆のタイトルと落款入りの共シールが付属します。
春の訪れを告げる紅梅と白梅。
その二つの花が寄り添うように咲く姿は、
古くから「調和」「吉祥」「新しい始まり」を象徴してきました。
紅梅は、凛とした強さと華やぎを。
白梅は、静かな気品と清らかさを。
それぞれが異なる魅力を持ちながら、
ひとつの画面の中で美しい均衡を保っています。
藤原郁子の筆致は、
梅の花びらが持つふくよかな丸みと、
枝のしなやかな動きを丁寧に捉え、
柔らかな光の中で咲く梅の“気配”を描き出しています。
紅と白の対比は、
まるで陰と陽、動と静が寄り添うような調和を生み、
見る人の心に穏やかなリズムをもたらします。
背景に漂う淡い色の重なりは、
冬の名残と春の兆しが混ざり合う、
季節の移ろいそのもの。
その中で梅の花は、
“どんな環境でも凛として咲く強さ”を静かに語りかけます。
本作《紅白梅》は、
新しい季節の始まりを祝福するような、
清々しくも華やかな一枚。
空間に飾ると、
そこに柔らかな春風が吹き込んだような、
明るい気配をもたらしてくれます。