作家名斉藤和
技法紙本彩色8号P
制作年2023年
額寸縦635mm×横515mm
限定枚数---
備考直筆の原画作品となります。
取材地は旧嵯峨野御所大覚寺門跡、大覚寺の多宝塔です。源氏物語や空海ゆかりの地でもあります。画家が煮詰まった時などにはこの辺りを散歩し、この時に見た塔は何か希望のようなものだったそうです。木の後ろからわずかに覗く塔に存在感を感じるのは画家が感じた希望が伝わってきているからなのかもしれません。緑は生きていくことの心象の色と語った画家。見る人が自分の人生を振り返ったり、未来を夢みたり出来るようにと願いを込めて、決して現実的な色にならないように描いています。